「マッドマックス 怒りのデスロード」

今年僕が映画を観た中で、一番のおすすめ作品がまもなくDVDとブルーレイで発売されます。タイトルは、「マッドマックス 怒りのデスロード」。2Dと3Dどちらのバージョンも劇場で観て、久しぶりにパンフレットも買うなど個人的にかなりハマってしまいました。マッドマックスシリーズの4作目になりますが、以前の作品を知らない、観ていなくても充分楽しめます。最新作から入ってシリーズの1話から戻って観るのもいいかもしれません。さて、物語の舞台となるのは世界が崩壊してから45年後の荒廃した世の中。秩序を失った荒野には暴力が溢れ、力なき者は打ちのめされる中、主人公のマックスは暴力には暴力で対向する・・なんて説明を聞くより、御大ジョージ・ミラー監督が10年以上の歳月をかけ、自分の頭の中にあるイメージを壮大なスケールで描いた映像をまずは体感して下さい。好き嫌いはもちろんありますし、バイオレンスシーンではどぎつい光景も多々有りますので万人向けとは言い難いのですが、おそらくハマったら何度でも観たくなる!そんな中毒性のある映画ですよ。すべてのシーンが見所と言えますが、マッドマックスで欠かせないのが改造車です。車が主役でもある映画なので、こだわりにこだわり抜いた車が何台も何台も出てきます。2台を合体させ1台にしたモンスターマシーンや2千馬力のモンスタートラックに武装戦車と車を観ているだけでも飽きません。その他、息つく暇なく続くガチなアクションはとことんリアルさにこだわり、なるべくCGを排除して作られています。こんなシーンをスタントで撮ったんだと驚きの連続です。映像も派手なら、それを引き立たせる音楽も派手。ジャンキーXLが作り上げたテーマ曲は、最高の高揚感をもたらしてくれます。ほぼ全編カーチェイスであるアクション大作「マッドマックス 怒りのデスロード」のDVDとブルーレイは、まもなく21日の発売です。この映画で最高にMADな体験を自宅でどうぞ!