「KULA SHAKER」

今週のドライビングミュージックは、90年代UKロック・シーンを代表するバンド「クーラ・シェイカー」をピックアップ。「クーラ・シェイカー」は、ヴォーカル&ギターの「クリスピアン・ミルズ」を中心に、ロンドンで結成。バンド名の由来は9世紀インド皇帝の名前でインド音楽がブレンドされたサイケデリック・サウンドになっています。因みにフロントマンのクリスピアンがヒンドゥー教へ傾倒していることも周知の事実です。96年にリリースされたデビュー作「K」は、いきなりUKチャート初登場1位を記録。イギリスでダブル・プラチナ、日本でもプラチナ・セールスに輝きました。その後、99年セカンド・アルバム「ペザンツ、ピッグス&アストロノウツ」発売後に解散しますが、2006年に再結成しています。そんな「クーラ・シェイカー」にとって今年2016年が、デビュー作発売から20年、再結成から10年にあたる記念すべき年にあたり、先月末6年ぶりとなる5枚目のアルバムをリリース。デビュー作から20年と言う事で、新作タイトルは「K2.0」と名づけられました。