今週のドライビングミュージックは、アメリカを代表する女性ブルース・ロック・ギタリスト&シンガー・ソングライター「ボニー・レイット」をピックアップ。彼女のボトルネックプレイは、多くのギターファンを熱狂させていますが、その彼女が、約3年振りのスタジオ・アルバムとなる新作「ディグ・イン・ディープ」を2月末に発売しました。スタジオ・アルバムの発表は、グラミーの最優秀アメリカーナ・アルバムを受賞した2012年の「スリップストリーム」以来、通算20作目。この新作は、2年におよぶツアーを終え、ツアー・バンドとともにスタジオ入り、レイット自身によるセルフ・プロデュースで制作された作品。アルバムには、新たに書いた5曲の新曲や、元々1998年の作品「ファンダメンタル」のために書いた楽曲、そして2010年に行われたレコーディング・セッションからの楽曲等が収録されています。「ボニー・レイット」は、1949年カリフォルニア・バーバンク生まれ。父親はブロードウェイ・スターのジョン・レイット。8歳頃からギターを始め、67年大学進学の為にマサチューセッツ州に移り、ボストン周辺のブルース・クラブ等で活動を開始したのが、キャリアのスタートでした。
「BONNIE RAITT」
2016年3月19日 11:55 AM
- ピックアップアーティスト