穴掘り名人。

日本では、人が亡くなると火葬されますが、国や地域によって、土葬にする所も少なくありません。土葬の場合、棺の大きさに沿った穴を堀る必要があります。先日、ヨーロッパのスロバキア西部にある町=トレンチンで、亡くなった人を墓地に埋葬する業者が、プロの技を競う大会が開かれました。大会では、墓を掘る早さ、出来映えの美しさが競われ、キャリア15年という、スロバキアの40代の兄弟が優勝しました。兄弟は、深さ1.5メートル、長さ2メートル、幅90センチの穴を、わずか54分で堀り、ポーランドやハンガリーなどから参加した他の10チームを破って優勝したということです。出来映えが考慮されるなんて、ただ掘れば良いというものでは無いのですね。さすが、プロ!!