今週のドライビング・ミュージックは、2011年に、インディーズからデビューした、白人ラッパー「マック・ミラー」をピックアップ。彼は、エミネムに続く白人の男性ラッパーとして高い評価を受けています。2011年リリースした楽曲「ドナルド・トランプ」が昨年2016年のアメリカ大統領選挙に際して再ヒットするなど、今注目の存在の彼が、メジャー移籍第2弾アルバム、「ザ・ディヴァイン・フェミニン」で日本デビューを飾りました。この作品は、2013年に初共演して以来、交流の深い歌姫、アリアナ・グランデをはじめ、ケンドリック・ラマー、アンダーソン・パークら超豪華アーティストを迎えたもので、全米初登場2位を記録したヒットアルバムです。「マック・ミラー」は、15歳の時からミックステープを作ってリリースする等、音楽活動を開始! 2010年リリースのミックスアルバム、「K.I.D.S」が大きく注目され、直後に大手ヒップホップ雑誌の新人コーナーでの特集記事が掲載されます。そして、2011年インディーズレーベルのロストラム・レコードから、アルバム「Blue Slide Park」でデビューを飾り、このアルバムがいきなり全米ビルボード200にて初登場1位を飾るする大ヒットを記録しました。そして2013年、フィーチャリングとして参加したアリアナ・グランデの「The Way」が、全米チャートで9位を記録するヒットとなり、この曲でヒップホップ以外の音楽ファンにも、マック・ミラーの知名度が広がったのでした。
「MAC MILLER」
2017年1月14日 11:55 AM
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