グラミー賞授賞式②

先週に引き続き、グラミー賞の主要部門にスポットをあて、おさらいしてみたいと思います。まずは、「最優秀楽曲賞」
アデルの「Hello」、ビヨンセの「Formation」、ルーカス・グラハムの「7 Years」は、最優秀レコード賞にもノミネートされています。その他、マイク・ポズナーの「I Took A Pill In Ibiza」は、成功したけれど悲しい、という心の葛藤を歌っています。そして、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」。彼は今回のグラミーで、アイドルではなくアーティストとして評価されています。主要4部門の最後は、「最優秀新人賞」。「ネクスト・テイラースウィフト」と呼ばれるカントリー歌手のケルシー・バレリーニ。ザ・チェインスモーカーズは、「クローサー」が全米シングルチャート12週連続1位を獲得しました。オバマ元大統領もお気に入りというのが、チャンス・ザ・ラッパー。テキサス出身のシンガー・ソングライターのマレン・モリス。ドクター・ドレやケンドリック・ラマーらが称賛しているLAの新たな才能アンダーソン・パークといった顔ぶれです。日本人に馴染みがない名前が多いかもしれません。去年売れたとなると、ザ・チェインスモーカーズですが受賞の予想が中々難しい部門だと思います。グラミー賞の授賞式は、いよいよロサンゼルスの現地時間で2月12日(日)に開催されます。また、日本人関連ですと、映画「レヴェナント 蘇えりし者」の音楽を担当した坂本龍一さんが、「ベスト・スコア・サウンドトラック・フォー・ビジュアル・メディア」部門にノミネートされています。受賞なるでしょうか?この辺も楽しみですね!