去年のクリスマスイブの日にこのコーナーで取り上げた映画が「この世界の片隅に」でした。約５ヶ月前ですね。ロングラン上映中でしたが、サロンシネマでは今月２６日までの上映予定になりました。本当に息の長い作品となり、八丁座・サロンシネマでの観客動員数が3万人を突破し、歴代の観客動員記録を更新し続けているといいます。長く上映され、愛され続けているこの作品をまだ観ていないという方、残す所１週間余りの上映期間になりましたので、このチャンスにいかがでしょうか？終戦間近の呉を舞台に、その時代を生きた人々の日常をアニメーションで描いています。映画だからではなく、本当にこのような人がいたんだろうなと思わせる説得力があります。それは、女優・のんさんが主人公のすずに息を吹き込み、生命力を与えているからでしょう。強くたくましく、そして、しなやかに生き抜く姿は、今の時代と重ねても色んな気付きを与えてくれる。そんな気がしました。また、個人的に去年観た映画の中で、文句なしにNo.１でした。これを聴いて一人でも多くの方が興味をもって頂けたら有り難いですし、是非劇場で観て欲しいと願います。映画「この世界の片隅に」は、サロンシネマで今月２６日までの上映予定です。上映時間などは、劇場のホームページでご確認下さい。

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