映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」

現在公開中の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は、ご覧になりましたか?これは、2014年に公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編でマーベル・コミックスの漫画を実写化したものです。ざっくりと紹介すると、宇宙のはみ出し者達が銀河を救うために強大な敵と戦うというSFアクション映画です。この作品の肝となるのが、音楽。1970年代のポップスを軸に様々なジャンルの音楽がこれでもか、と使われています。ただ、雰囲気で流れるのではなく、そのシーンに込められた思いを歌詞が代弁している、そんな気がしました。壮大な宇宙を舞台にしているにもかかわらず70年代ポップスが見事に融合しています。監督によると、音楽をストーリーテリングの重要な要素ととらえ、このシーンにはこの曲と、曲を書き入れながら脚本を仕上げたそうです。あえて大ヒット曲ばかりじゃないのがミソ、そのセンスがまたいいんです。僕は字幕版で鑑賞しました。それだと歌詞の意味が分からない、との懸念があるでしょうが、ここというポイントでは歌詞の日本語訳が出てくるので、より映画に没頭する事が出来ました。前作を観ていなくても大丈夫ですよ。映画館の大きなスクリーン+大音量の音楽で楽しみたい作品です。一つ注意して頂きたいのが、エンディングロールにもいくつかの仕掛けがあります。最後の最後まで、音が途切れるまで席を立たない方がいいですよ!