「まわりを見直してみよう」

イギリス・スコットランドの大学生の話です。彼は、ある現代美術展で、会場の片隅に、ちょっとした遊び心で、ごく普通のパイナップルを置いて去りました。すると数日後、そのパイナップルがガラスケースにおさめられ、芸術作品として展示されていました。彼は、パイナップルを見た人々が、それを芸術作品と思い込むかどうか試したかったようで、ガラスケースに収められたパイナップルを見て、笑いが止まらなかったということです。ともあれ、大学生の遊び心に感じ入った美術展の主催者側は、そのまま作品として展示し続ける事に決めたそうです。ちなみに、この美術展は、「まわりを見直してみよう」というテーマのもとに開催されていたと言うことです。