車が主人公のアニメーション作品と言えば、ディズニーの「カーズ」ですね。シリーズ2作目となる「クロスロード」の公開が、今日からスタートしています。主人公のマックイーンは、1作目ではルーキーでありながらレースで勝利を重ねる姿が印象的でしたが、今作ではすでにベテランレーサーという立場での登場です。ライバルを追う方から、追われる方になったマックイーンを描いています。だから、今回のサブタイトルが「クロスロード=人生の岐路」なんですね。自分だけで厳しい現実に立ち向かうのは困難ですが、そこには新たなライバル、今までも支えてくれた仲間達、そして新たなキャラクターでパートーナーとなるクルーズが登場します。人生の岐路(クロスロード)に、挫折は人生を終わらせるものではなく、新たな始まりを作るものだというメッセージが込められています。僕が観て驚いたのが、写実的なアニメーション部分です。砂埃舞い上がる場所でのレース・シーン等これは実写なのか?本当にアニメなのか?と驚くばかりでした。このカーズでは、CGでも表現が難しいと言われる砂埃や泥が出てくるシーンが多数あります。実写とCGが限りなく近くなっている気がしました。アニメーションCG技術の進化もどうぞ感じてみて下さい。そして、日本版エンドソングを担当しているのが奥田民生さんで、曲は「エンジン」です。「カーズ・車」と民生さんの曲の相性の良さという点も劇場で確認して欲しいポイントです。映画「カーズ・クロスロード」は、今日から公開です。どうぞお近くの劇場でお楽しみ下さい。
アニメ作品「クロスロード=人生の岐路」
2017年7月15日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI