今年僕が観た映画の中で、暫定1位と言うか・・年間ナンバー1間違いなしという作品に出会いました。それがエドガー・ライト監督の最新作「ベイビー・ドライバー」です。主人公は、幼い頃の事故で耳鳴りの後遺症を患った若き天才ドライバー、アンセル・エルゴート演じるベイビーです。彼は、常に携帯型のプレーヤーで音楽を流しています。それは、音楽を聴いている時だけは耳鳴りが止むから。この映画のポイントの一つ目が、音楽です。ベイビーが行う仕事は、強盗集団の逃がし屋です。天才的ドライビングで、どんなカーチェイスも何のその。これでもかと、カーアクションのシーンがあります。ポイントの2つ目が、車です。「ベイビー・ドライバー」では、この2つが見事にリンクしています。カーアクションと音楽、アクションシーンと音楽が同期しているんです。ミュージカル映画のように音楽が流れ、その音楽のリズムに演技が重なっています。ある意味、歌わないアクション・ミュージカルと呼んでいいかもしれません。詳しくは、劇場でと言いたい所ですが・・今説明した事を凝縮した映画の冒頭6分に渡るカーチェイス・シーンがYouTubeにアップされていますよ。映画配給会社の公式動画です。これを観て気に入ったら、後は劇場の大スクリーンといい音で堪能して下さい。音楽好きならば、ニヤッとしてしまうシーンがあったり、何より映画の中で流れる音楽全てが最高です。僕は、映画観終わったその足でサントラ盤を買いに行きました。ただ、残念なのが公開されている劇場が少ない事。広島では、T・ジョイ東広島で公開中。109シネマズ広島では、今日から公開。福山コロナシネマワールドでは、10月14日から公開予定です。詳しくは、公式サイトで調べてお出掛け下さい。
エドガー・ライト監督の最新作「ベイビー・ドライバー」
2017年9月16日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI