「NEIL YOUNG」

今週のドライビング・ミュージックは、何と41年振りにリリースされた「ニール・ヤング」のアコースティックなアルバムをピックアップ。彼が1976年にレコーディングし、そのまま未発表となっていたアルバムが先月リリースされました。「ヒッチハイカー」と題され、大変貴重なオール・アコースティック・アルバム。同年8月にカリフォルニア州マリブのインディゴ・ランチ・スタジオでレコーディングされ、タイトルソング「ヒッチハイカー」は2010年発表の作品「ル・ノイズ」に別バージョンで収録されています。その他の収録曲も「ニール・ヤング」が過去にリリースした作品に収められますが、2曲の未発表がありました。今回当時の音源がリリースされるのは初めて!と言う事で、ニール・ヤングファンにはたまらない作品になっています。プロデューサーはニールの長年のキャリアを支えてきたデビット・ブリッグス。録音された1976年といえば、ニールが同年3月初来日を果たしたという、日本のファンにとっては極めてメモリアルな年で、当時彼がどのようなスタジオ・ワークを行ってきたかが、またひとつ明らかになった作品です。