たとえ、水鉄砲でも。

人間、驚いたり、慌てたりしていると、冷静な判断が出来ないようです。アメリカのマサチューセッツ州で連続銀行強盗事件が起こりました。被害総額は、およそ1万ドル=日本円にすると100万円余り。被害額の方はともかく、突如、強盗に入られたら銀行員は驚くはずです。訓練をしていても、そして、例え、強盗が持っていたのが水鉄砲でもです。現に、犯人の裁判では、銀行員が「本物の銃に見えて、死ぬかと思った」と証言しています。これに対し、強盗を働いた男の弁護士は、水鉄砲を使ったのは誰も傷つけないようにするためだったとして、より軽い刑を求めていましたが、しかし、結局の所、男には最長10年の禁固刑が言い渡されたということです。