酔っ払いねずみ。

アメリカ・フロリダ州にある一軒の酒屋に迷い込んだフクロネズミの話です。フクロネズミはお腹を空かし、きっと、食べ物を探して、店の中をチョロチョロ走り回ったのでしょう。はずみで、棚からバーボンのボトルを落としてしまいました。その瞬間、まわりにバーボンの香りが、フォワっと漂った事だと思いますが、その香りに誘われ、どうやら、フクロネズミは味見をしたようです。店の人がフクロネズミを見つけた時、割れて空になったバーボンのボトルの側で、まるで酔っぱらいの様にフラフラして大量の涎を垂らしていたそうです。フクロネズミは、親切な店の人によって保護施設に運ばれ、酔いを覚まして数日後に解放されたということです。