グラミー賞1

世界が注目する音楽賞・グラミー賞の授賞式が1月28日(日)と近付いてきました。今週と来週の2週にわたって主要4部門にスポットをあててみたいと思います。まずは、「最優秀レコード賞」。チャイルディッシュ・ガンビーノの「Redbone」、アメリカではSNSの効果で多いに盛り上がりました。ルイス・フォンシ & ダディ―・ヤンキー ft. ジャスティン・ビーバー の「Despacito」は、2017年を代表するメガ・ヒット曲です。ジェイ・Z の「The Story Of O.J.」は、今回最多ノミネートされているジェイ・Zのアルバムからの1stシングルです。ケンドリック・ラマーの「HUMBLE.」、日本での知名度はいまいちですが、本国アメリカでは作品の質とセールスが共に評価されています。ブルーノ・マーズ の「24K Magic」、日本のラジオでもお馴染みの曲ですね。続いては、「最優秀アルバム賞」。チャイルディッシュ・ガンビーノの「”Awaken, My Love!”」、チャイルディッシュ・ガンビーノというのは、俳優ドナルド・グローヴァーのアーティスト名義の事です。ジェイ・Z 「4:44」は、ジェイ・Zが自分自身をさらけ出した作品です。ケンドリック・ラマーの「DAMN.」は、2017年を代表するアルバムと言われています。ロードの「Melodrama」、史上最年少17歳でグラミー賞年間最優秀楽曲賞を受賞した彼女の約3年半振りのニュー・アルバムです。ブルーノ・マーズの「24K Magic」、24Kには時代を超える本物の輝きという意味が込められています。「最優秀レコード賞」と「最優秀アルバム賞」どちらにも、ジェイ・Z、チャイルディッシュ・ガンビーノ、ケンドリック・ラマーといったラッパーがノミネートされていますが、この中から誰か受賞するのかどうか?見所ですね。さて、残る主要4部門の2つ「最優秀楽曲賞」と「最優秀新人賞」は、来週のこの時間に取り上げたいと思います。