動物福祉。

世界有数の観光立国=スイス。数多くの観光客が訪れ、アルプスの眺望を楽しんだり、チーズフォンデュやワインに舌鼓を打つことでしょう。そんなスイスでは、動物福祉の観点から、ロブスターなどの甲殻類を生きたまま熱い鍋に入れたりする調理方法を、禁止する事に決めたそうです。どうやら、その調理方法だとロブスターなどの甲殻類が痛みを感じるのではないだろうかというのがその理由。欧米のメディアによりますと、失神させてから茹でるなど、ロブスターが「痛みを感じない」方法を勧めているということです。こうした方針に、一部の生物学者から「甲殻類の脳は、人間と違い、感じ方は誰にも分からない」と言う意見も出ているそうです。