ロシア北部に位置するムルマンスク州。そのムルマンスク州には、人口がわずか50人という小さな村があります。そんな小さな村に、長距離急行列車が停車することになりました。理由は、村の14歳になる一人の少女を乗せるため。少女は、列車を使うと、およそ1時間かかるという町の学校に通っていて、通常は、スクールバスを利用しています。ところが極寒で村に通じる道が凍結しスクールバスが運行不能になったのです。村の大切な財産でもある少女が学校に通えないという事態に、地元当局はロシア鉄道と交渉。ロシア鉄道がこれを受け入れ、人口わずか50人の村に急行列車が停車することになったそうです。
列車は宝を運ぶ。
2018年3月17日 11:55 AM
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