ワラビーちゃん。

オーストラリア南西部には、クアッカワラビーという、カンガルー科の動物がいます。まさにワラビーの一種で、体長は40~50センチ、ちょっとみると、ネズミにも似ていて、可愛いらしくて、人なつっこい事でも知られています。先日、オーストラリア西部、パース沖にある島で、サイクリングを楽しんでいた女性が、自転車を降りて休んでいると、一匹のクアッカワラビーが彼女の自転車に近付き、そのペダルを嘗め始めました。よほど気に入ったらしく、目を閉じて脚でペダルを押さえ、もう、嘗めるのに無我夢中。女性も、「靴に残った木の実の味がしたのかしら」と、その様子に驚きながらも、クアッカワラビーを嘗めるように見ていたようです。