時代劇全盛の頃、「ねずみ小僧」と呼ばれる盗賊が、悪者からお金を奪い、役人の手を逃れ、貧しい人たちに配ると言う映画やドラマがありました。インドにも「ネズミ小僧」がいるようですが、こちらは本物の「ネズミ」。貧しい人にお金を配るような働きは出来なようです。インド北東部に位置するアッサム州にある町で、銀行のATMが故障しました。修理に出向いた担当者がATMを開けたところ、中には、細かく切り刻まれた大量の紙幣。その紙幣に埋もれるように、一匹のネズミが倒れていました。電気系統に接触し、感電でもしたのでしょうか。かじられた紙幣は総額で、およそ124万ルピー=日本円にして200万円程。警察は、「ネズミが相手ではどうにも」と、お手上げの様子だということです。
インドのねずみ小僧。
2018年7月21日 11:55 AM
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