エーゲ海に浮かぶ、ギリシャのサントリーニ島。港から市内までは、赤茶けた断崖をリフトで登って行くのですが、島の観光名物は、ロバや馬の背に揺られながら階段を上っていく方法。しかし、最近は、このロバたちに異変が急増し、これに対応するため、ロバの品種改良も始まっているということです。異変は、海外から訪れる観光客に太り気味の人が増えたのが原因で、彼らを乗せて600段近くの階段を上るロバたちの負担も増えるばかり。過労から脚を痛めてしまうケースが続出し問題になっているようです。そこで、より頑丈なロバを造ろうと、品種改良も始まったと言う事なのですが、これに反対しているのがロバの愛護団体、「どんな形にせよ、ロバを観光に利用することは勧められない」と、疑問の声を上げているそうです。
ロバたちの負担
2018年8月25日 11:55 AM
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