映画でスパイを扱った作品と言えば、００７やミッション・インポッシブル等シリーズ化されるほど常に人気のジャンルですね。アクションに謎解きの要素もあれば、時代の先を行くアイテムが登場したりと色んな意味で楽しめる所が、一定のファンを獲得している要因だと思います。テレビドラマシリーズでは、先日シリーズ６でファイナルを迎えた「ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ」がオススメですよ。アメリカの首都・ワシントンDCに潜伏するソ連のスパイである夫婦の物語です。どこから見てもアメリカ人の家族として生活しながら、祖国・ソビエト連邦への忠誠を果たすためにスパイ活動を繰り広げます。この家族という視点が鍵となります。夫婦共にKGBのスパイなので仕事でもプライベートでも、表の顔としても裏の顔としてもパートナーです。しかし、親がそんな職業とは知らない思春期を迎えた子供たちとの問題があります。また、隣の家に住むのは自分達の敵であるCIAの職員だけれど家族ぐるみの付き合いもあったりと、ヒューマンドラマの一面もあります。時代的にはレーガン政権時代を舞台にしているので、東西冷戦時代のアメリカとソ連の攻防がスリリングに描かれています。それもそのはず、物語を考えたのは元CIAの人なのでスパイものとして臨場感たっぷり、リアリティがあるんですね。単なるスパイドラマにおさまらない「ジ・アメリカンズ 極秘潜入スパイ」は、シーズン１と２が９月５日に発売、またレンタルもスタートしています。そして、来月はシーズン３、再来月はシーズン４といったように今後、毎月リリースされていきます。ファイナルとなるシーズン６は、来年１月の発売です。物語の運命はどこに向かうのか？追っていきませんか！

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