存続の危機

日本では、高齢化や過疎化で、限界集落が増えているといいますが、アメリカでも同様の問題を抱えている所があるようです。ノースダコタ州にある、ルソという村は、自治体として成立するために必要な最低限の人数=3人しか住んでいない、州で最も小さな村。60年前、村の主な産業だった穀物関連設備の生産が終了してから、人口が減り続け、ついには3人になったそうです。しかし、この夏、86歳だった村長さんが亡くなってから人口は二人に。いよいよ村として存続の危機に直面、
残された住民の二人は、村に郵便箱を持っていた男性に打診し、村長として迎えることになりました。男性は「物事を衰退させたくない」と、妻と二人で移住してくるそうです。一挙に倍の人口になり、賑やかになりそうです。