ギリシャ西部の海岸で、地元の人々を驚かせる異変がおこりました。いつもの見慣れた海岸に、およそ300メートルにわたり、突如、真っ白いベールを被せられたかのような光景が現れたのです。海岸の木々やボートなども、すべて、ベールの下。実は、この真っ白いベールの正体は、大量のクモの糸。当時、ギリシャでは高温多湿の日々が続いていたそうで、そのため、クモの餌となる羽虫が増え、折しも、クモの繁殖期と重なった事でクモが大発生、この幻想的な光景へと繋がったようです。専門家によれば気温が下がれば羽虫がいなくなり、日常の風景が戻ってくると言うことですが、小さな生き物たちも、環境の変化を敏感に感じ取っているようです。
白いベール
2018年10月20日 11:55 AM
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