芸術の秋だからこそ普段観ないような映画にふれるのもいいかもしれませんね。何となく問題作だという噂だけは耳にして、ようやく鑑賞したら想像をはるかに越えていて思わず頭が混乱してしまった映画があります。それは、ダーレン・アロノフスキー監督、ジェニファー・ローレンス主演の「マザー！」です。ホラーともサイコスリラーとも言えるようで、そうとも言えない・・・何とも例えようのない不思議さ極まる物語です。ただ、何の予備知識もなく観て良かったので、この時間ヒントを示すような事は一切しゃべらないようにしますね。観終わっても正直、頭の中が？マークづくしでした。それでも自分なりに予想し答え合わせとして調べ、そこで監督の思いを知って、ようやく納得した次第です。ちなみに、本国アメリカで興行収入が伸びなかったせいか？日本では劇場公開されませんでした。念の為に紹介しておくと、爽快さは一切ありません。むしろ不快な気持ちがじんわりと続き、ラスト３０分位は言葉を失う程の怒涛の展開でエンディングに向かっていきます。好き嫌いがはっきりと分かれるこの「マザー！」、DVDとブルーレイがすでにリリースされていました。そんな中、廉価版の商品が１１月２１日に発売されます。デジタル配信やレンタルでも観ることが出来ますので、チャレンジしてみませんか？正直かなり手強い作品なので、映画「マザー！」生半可な気持ちでは手を出さない方がいいかもしれません。

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