映画「ボヘミアン・ラプソディ」

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の公開から2週間が経ちましたが、ご覧になりましたか?クイーンをリアルタイムで聴いて過ごした世代の方だけでなく、全音楽ファンにオススメしたい!そんな作品です。映画本編が始まる前に出てくる20世紀フォックスのファンファーレ音がいつもと違うクイーンバージョンで流れてきます。ここからこの後はどんな音で楽しませてくれるのだろう?という期待が高まってくると思いますよ。複雑な生い立ちやコンプレックスを抱く若者がフレディ・マーキュリーとなり、クイーンというバンドが生まれ世界で愛される存在になるまでの歴史に出会えます。面白いと感じられたのがレコーディングの工夫です。アイデアを具現化して曲を完成させていくシーンでは、笑いもこぼれてくるでしょう。何と言っても圧巻なのはラストのライブ・シーンです。21分に及ぶ魂揺さぶられる時間は、ライブ会場にいるかのような興奮を味わえますよ。ステージに上る様子、マイクパフォーマンス、観客の煽り方、そして、拳を天に突き上げる後ろ姿は、フレディ・マーキュリーの生き写し・・・と思ってしまいました。似ているといえば、ギタリストのブライアン・メイを演じている役者さんは本当にそっくりです。本人も若い頃の自分を見ているようだと驚いたそうです。音楽好きも映画好きもどちらも楽しめる「ボヘミアン・ラプソディ」、お近くの劇場で是非ライブのように体感して頂きたい!そんな作品です。