育メンペンギン。

南極大陸周辺の島々に生息するペンギンたち。その中に、ジェンツーペンギンと言う種類のペンギンがいます。体長が75㎝から90㎝くらいという、かなり大き目のペンギンですが、手と言うか羽根というか、それを目一杯に広げて、オレンジ色の足で歩く姿は、とても可愛くて、人気のあるペンギンです。そんなペンギンが、オーストラリア・シドニーの水族館でも飼育されているのですが、このほど、一組のペアが卵を温め、ひな鳥を誕生させました。驚くのは、このペアがオス同士だということ。水族館の職員は「ひな鳥はか弱いから、ちゃんと、餌を与えるのがとても大切」と、オスの同士のペアの子育てを、じっと、見守っていたそうです。しかし、異性のペアの場合と、ほとんど差が無いそうで、一生懸命、雛に餌を与える責任を果たしているということです。ペンギンにも育メンが居るのですね。