ドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」

ヴィヴィアン・ウエストウッドという名前をご存知でしょうか?ファッションブランドのデザイナーであり、環境保護を訴える活動家という一面、そしてパンクミュージックと関わりの深い人物という顔も持つとにかくパワフルなイギリス人女性です。そんな彼女を貴重な映像で描いたドキュメンタリー映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」が、昨日2月1日からサロンシネマで公開中です。ファッションやパンクミュージックに興味がなくても、70歳をゆうに越えたスーパーおばあちゃんの生き様を鑑賞すると元気をもらえるはずです。個人的には、セックス・ピストルズのシーンがほぼないのが少々残念でした。多くは語られていませんが、「バンドの事を考えると辛くなる・・」というヴィヴィアンの発言から考えると、やむを得ない判断だったのでしょう。ただし、ヴィヴィアン・ウエストウッドの哲学がパンクであり自分の子供からもパンクの申し子と呼ばれる生き方は、正直カッコ良すぎです。フォーマルなドレスを着てもカジュアルな服でも自分流に着こなすのは、形から入らず内面からにじみ出るパンクスピリットだからなのかな・・・とか思いながら鑑賞する時間が楽しくてなりませんでした。同じ労働者階級出身のスーパーモデル、ケイト・モスから「下町の女王」と絶賛される
ヴィヴィアン・ウエストウッドに映像を通して触れてみませんか?気難し屋だけどチャーミングな彼女の魅力が詰まった映画「ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス」は、現在公開中です。