万が一、人類で生き残っているのは「自分だけだ」と知ったら、どれだけ寂しく、絶望的な事でしょうか。南米のボリビアに、過去10年間、同じ種類の他のカエルの存在が確認されていないオスのカエルがいました。その雄のカエルは、ロミオ」と名付けられ、孤独なまま、ボリビアの博物館で飼育されていました。研究者らは、そんな哀れな「ロミオ」のために、森の中を懸命に探し回り、このたび、ようやく、数匹の同じ種類のカエルを発見することができました。研究者らは、その中でも、美しい目をした一匹の雌をパートナーに選択。「ジュリエット」と名付けて、花嫁にしたということです。幸せな日々を過ごして、寂しかった10年を取り返して欲しいですね。
絶望から、よみガエル!
2019年2月23日 11:55 AM
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