映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」の事を簡単に要約すると、ゾンビのように感情を失ってしまった少年少女が、バンドを結成して社会現象になるも・・運命に翻弄される。そんな長い長いミュージックビデオみたいな物語。強烈なインパクトを与えるのは、「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」というキャッチコピーです。ゾンビーズと言っても、ホラーのゾンビ映画ではありません。ここまで聞いても何の事を言っているのか?意味不明、さっぱり分からないと思います。でも、何かしらの興味がわいた方にはオススメ出来るかも?な作品です。ロールプレイングゲームのような映像表現、独特のリズムの会話、決してウマいとは言えない音楽、サイケデリックな色彩、これらが漫然とミックスされています。なので、合わない人と合う人ときっぱりと分かれるでしょう。万人受けという言葉が似合わない映画だと思います。僕自身もだいぶ前に鑑賞しましたが、良いいとも悪いとも捉えられないけれど不思議な感覚が抜けない・・何回も食べなくてもいいけれど、ふと思い返す時がある・・。そんな忘れられない味の料理みたいです。予備知識を入れて鑑賞してもしょうがないので、あとはここまで聞いた方の好奇心におまかせするとします。この「ウィーアーリトルゾンビーズ」、すでに上映を終了した劇場もありますが、福山駅前シネマモードで8月2日から公開されます。人と違う所を楽しみたい。そんな人の感性を満たす。そんな映画になるかもしれませんよ。
映画「ウィーアーリトルゾンビーズ」
2019年7月27日 11:55 AM
- KENSHI’S NAVI