お金に代えがたいもの

アメリカ中西部・イリノイ州にある元高校を、教会に改装する工事のさなか、1940年代に盗まれたとみられる財布が見つかりました。見つかったのは、なんと、トイレの壁の中。ひょっとして、トイレに隠れた犯人が、たまたま壁に開いていた穴に財布を投げ込んだのでしょうか。いろいろ、想像を掻き立てられますが、ともあれ、教会の牧師が、中に残っていた身分証明の写真とともにフェイスブックで呼びかけると、89歳になる女性とつながりました。財布の中には第2次世界大戦で亡くなった、女性のお兄さんの写真も残っていて、お兄さんの写真が1枚も残っていなかったという女性は、「本当にうれしい」と、感激していたと言う事です。彼女にとって、お金に代えがたいものが帰ってきて良かったですよね。