ヒーローからの、ごめんなさい。

オーストラリア東部で、先日、山火事が発生しました。迫り来る火から逃れ、避難していた男性が、自宅が延焼を免れたと知り、様子を見に戻ってみました。何事もなかったと確認しながらも、台所に書き置きがあるのを発見。見ると、書き置きは、消火活動にあたった地元消防隊からのもので、「消火活動で喉が渇き、冷蔵庫の牛乳を飲んでしまった」という謝罪文でした。感激した男性は、危険を顧みずに消火活動にあたる消防隊の仕事に感謝をこめ、「ヒーローで牛乳泥棒」からの「最高の書き置き」とSNSに投稿。その後、書き置きを残した隊員とも会い、「牛乳をおごった覚えはないが、ビールはおごらせてくれ」と、笑顔で話したということです。