新型コロナウイルスの感染は経済面にも大きな影響を及ぼしていますが、なんとか乗り越えようと、どこも必死です。オーストラリア南部の都市アデレード。ここはワインの都としても知られる美しい所ですが、そんな街の下水処理場が、賞味期限切れのビールを発電に活用したそうです。というのも、この街もまた新型コロナウイルスの感染予防の一環として、バーやレストランが閉鎖され、おかげでビールの需要は落ち込み、多くが賞味期限切れに。そこで下水処理場がこうした売れ残りのビールを引き取り、下水処理の過程で出る泥と混ぜることで発酵させ、発生したガスを利用して発電させたのです。おかげで6月は1200世帯分に相当する電力を生み出したと言う事です。ワインでは、そうもいかなかったかな。
ビール発電
2020年9月5日 11:55 AM
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