噴水に心臓

朝夕、秋の気配を感じる事もあるこの時期にホラーめいた話で恐縮です。舞台は、ベルギー東部にあるベルビエと云う町。この町には、古くからの言い伝えがありました。それは18世紀末から19世紀の前半まで、ここを治めていた男性の心臓が彼の死後取り出され、噴水の中に保管されているというもの。まことしやかに伝えられた話、21世紀の今日、どれほどの人が信じていたか知る由もありませんが、先日、その噴水の改修工事が行われる中、男性の名前を刻んだ箱が見つかり、
錆びついた小さな箱の中には男性の心臓が入っていたそうです。心臓がどういう状態だったかは明らかになっていませんが、なぜ、そんな事をしたのでしょうね。