お宝どころか・・・

10年前、アメリカの著名な古美術商が、ロッキー山脈国立公園内に100万ドル相当の価値があるとする財宝を埋め、その在り処のヒントを書いた著書を出版しました。これまで、実に多くのトレジャーハンターが財宝の発見に汗を流してきましたが、そのハンティングに終止符が打たれたのが昨年の6月。ある男性によって発見され、古美術商もこれを認めました。その一方で、ユタ州の男性が、その財宝を探して、国立公園内にある墓地の発掘に勤しんでいたのですが、これが、連邦政府の資産に損害を与えた罪に問われてしまいました。最長で12年も服役する可能性もあるとか。本命のお宝は見つからず、とんでもないモノを掘りあててしまった上、財宝は他の人に見つけられてしまったという、なんとも切ない話です。