コロナ禍で鬱々とした気分で過ごす事も少なくない昨今、こんな話を聞くと、なんだか少し気持ちが明るくなります。3年前、アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルス近郊で、豪雨による地滑りが発生しました。この地滑りで、ある人物が被害に遭って亡くなってしまったのですが、この時、その飼いネコもまた、飼い主と共に土砂に巻き込まれてしまいました。姿が見えなくなっていた事から、少なくとも周囲の人はこのネコも一緒に被害に遭ったのだろうと思っていました。ところが先日、被災した家のすぐ近くに一匹のネコが姿を現したのです。預かった保護施設がネコに埋め込まれていたマイクロチップで確認したところ亡くなった飼い主のものと判明。パートナーのもとに返されたと言う事です。施設の関係者は、「3年もの間、どう過ごして来たのかわからないけれど、どちらも再会を喜んでいたのは確か」と語っています。
再会
2021年2月6日 11:55 AM
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