6月27日の放送

今週は、映像作品への協力や出版に関連するお仕事を通して、
広島の魅力を発信する活動をれている方をピックアップしてお届けしました。

最初にご紹介したのは、映画のロケ地選定やエキストラ募集など、広島を舞台とした
作品の制作に協力している広島フィルムコミッションの 西崎智子さん。
西崎さんは、香川県のご出身。
神戸市外国語大学を卒業し、広島観光コンベンションビューロー企画総務部を経て、
2003年から現在の部署に勤務。
これまでに、「父と暮らせば」 「夕凪の街 桜の国」 「モヒカン故郷に帰る」
「この世界の片隅に」 など さまざまな作品に関わってきたということです。

♪1 アイ・ラヴ・ユー、OK  /  矢沢永吉

この曲は、矢沢永吉さんの1975年のソロデビュー曲。
西崎さんが、制作に関わった映画 「モヒカン故郷に帰る」のメインとなった曲で、
撮影の打ち上げで大合唱した思い出の曲だそうです。

ご紹介の2人めは、広島から「いいもの、いいこころ」を発信する季刊情報誌
「グランデ・ひろしま」の編集長 平木久恵さん。
平木さんは、神奈川県横浜市のご出身。
およそ50年前に、広島出身のご主人が故郷へ帰るのに伴い広島に。
新聞の外部記者などを経て、およそ20年前に、さまざまな印刷物を企画編集
する会社を起業されています。
2013年に季刊誌『Grandeひろしま』を出版。その編集長を務める傍ら、
テレビ番組の コメンテーター、地域づくり活動への参加など、多彩な活動を
続けていらしゃいます。

♪2 マルタ島の砂  / ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス

この曲は、ゲストの平木さんが、大学を卒業して就職し、これから新しい道を歩いていこうと
希望に胸を膨らませていた頃に聞いていた、思い出の曲だそうです。

<ご紹介したお2人の近況は・・・>
広島フィルム・コミッションの西崎さんは、
初参加を予定していたカンヌ国際映画祭は、残念ながら中止となりましたが、
その映画祭に併せて開催されているトレードショー 「マルシェ・ドゥ・フィルム」 が
オンラインで開催されていて、参加しているそうです。
また、県をまたぐ移動が可能となって撮影も動き始め、フィルムコミッションでは
ウイルス対策のガイドラインを作成し、対応しているとのことでした。

ご紹介2人めの平木さんは、
今回、当たり前の毎日がどんなにかけがえのないものであったか、あらためて気付かされた
そうです。編集長を務める季刊情報誌 「グランデ ひろしま」 が、創刊から8年目に入り、
これからも 「いいもの、いい心」を、広島から発信していきたいと、抱負を語っていらっしゃ
いました。

移動や人とのふれあいが制限されるなど、今は難しい面もあるかと思いますが、
どうぞこれからも、広島の魅力を内外に向けて発信するという素敵な活動をお続けください。
応援しています!