中木 明美さん(絵本と童具の販売)
子どもの文化的環境を整えるお手伝いを・・・と地域の公民館や育児サークルを訪ねて積み木のワークショップや絵本の勉強会を主催、請負されています。
子ども達の大好きなおもちゃや絵本。
しかし、本来のその役割とは?子ども達の創造性を引き出すために必要はツールです。
年齢や発達状況にあわせた童具や絵本を与えることでより創造力も広がってきます。
では良い童具、絵本とは?
中木さんはスタジオに日本昔話「ももたろう」の絵本を2冊持ってきてくださいました。
ひとつは本屋さんの入口の回転棚にあるアニメ風の絵柄のもの。
もうひとつは、水彩画のように描かれた絵本。
簡単に言えば「ももたろう」現代版、むかし版ですが、よくみると違っているのは絵柄のみならず文章やストーリーもでした。
見開いたページに描かれている絵と文字がときに違っていたり、鬼退治するまでの展開が省略されていたり・・・
スピード社会のせいか現代版の方はなんだかあけっけない内容に思えました。
読み手のことを考えた絵本は、絵や内容も言葉選びも吟味されているもので、だからこそ子ども達の心に響き、想像力も欠きたてられるのだそうです。
「ももろたろう」という本とのはじめての出会い。もし自分が親ならどちらの本を与えたいだろうか・・・とちょっと考えてしまいました。
体に良い食べ物をと気を配るように、心に良いモノにも気を配ってほしいと中木さんは話してくださいました。
体も心も日々成長している子ども達のために与えるものを厳選するのも
親の役割なのかもしれませんね。
つみ木、ワークショップの情報→http://www.center-pole.jp
つみ木・絵本の販売情報→http://holp-book-forest.jp
7月10日 中木明美さん 絵本と童具の販売
2009年7月10日 10:25 AM
- ゲストウィメンズ