8年前、旅行会社が企画した広島県の巨木を訪ねるツアーに参加したことがきっかけで今ではすっかり巨木に魅了されたと言われる加納千理子さん。
会員は現在35名、真夏と真冬を除いては月に1回巨木を見に出かけられ、これまで中四国地方80箇所の巨木を訪ねられました。
巨木とは・・・
木の幹1メートル30センチの高さの部分で幹回りが3メートル以下のものをいいます。3メートル以上のものは巨樹と呼ばれています。
正確に言えば会の皆さんは巨樹・巨木を訪ねられていることになります。
もちろん樹齢は何百年何千年といったものばかりで、あるがままに生きる巨樹巨木の姿に毎回感動を得ておられるそうです。
木を目の前に、俳句を読んだり、写真を撮ったり、スケッチをしたり、ときにはそばで寝そべったりとそれぞれの感性で自然の力を受け止めます。
日々の生活で抱える悩みも、巨樹巨木を前には些細なことに思えるほど何百年、何千年という長い時間同じ場所にそびえ立ち、どんな環境においても生き続けている木から得られるパワーは想像以上のようです。
「大きな力を与えてくれる自然に常に謙虚でありつづけたい。人の一生はたかだか百年ですが、千年に値する生き方は出来るはず、一日一日を大切にして、充実した人生を送りましょう。」と加納さん。
広島県内では東城町のこ楢の木、高野町の乳下がり銀杏の木がオススメだそうです。
行楽シーズン、にぎやかな場所もいいけれど自然と向かい会いに巨木を訪ねてみてはいかがでしょうか?
加納さんの経営されている寿司屋「志葉多寿司」(広島市南区皆実町)でも巨木のお話伺えます。電話予約必要 082−255−4437
11月6日 巨木を訪ねる会代表 加納 千理子さん
2009年11月6日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ