1月8日 陶芸家 桜本 華苗さん

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陶芸家というと食器や花器などを作る人を想像しますが、今回のゲスト桜本華苗さんはそういった日常身の回りにあるものはもちろんオリジナリティあふれる作品も手がけられています。
代表作は「歩くいえ」。宮崎駿のアニメ「となりのトトロ」に出てきそうな可愛らしい家に足がついた陶芸作品です。
サイズは大きいものから小さいものまで様々で、小物入れやランプとしても使える女心をくすぐられる夢のあるものばかりです。
桜本さんは広島の芸術専門学校で学ばれ後、自らのスタイルで陶芸を続けられてきました。勉強と試行錯誤を繰り返す中、生まれたのが陶芸の型にはまらない「歩くいえ」だったそうです。
陶芸家として18年過ごされるうちに技術の向上はもちろん、人としての経験の積み重ねが作品に反映されるようになり、自らが伝えたいことを作品を通して表現されています。
作品から感じられる自由で夢のある世界は、桜本さんの持つ何事にもとらわれない屈託のない明るい性格からかな・・・とお話をさせていただいて感じました。豊かな発想と、深みのある感性、そして自分のポリシー。それらがバランスよく交じり合って生まれるのが芸術なのですね。
作品を目の前に思わず「カワイイ!」と叫んでしまった私ですが、ステキな物に出会ってテンションがあがるとおのずと元気になるものです。
毎日を過ごす中でいかに多くそんな瞬間に出会えるかが、生きていくことの醍醐味かもしれませんね。(ちょっと大袈裟でスミマセン・・・)
桜本さんにはこれからもたくさんの作品を作り出して頂き、見た人の心を刺激してほしいものです。
桜本さんの陶芸教室→花やしき陶芸教室 082−222−7081
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