4月30日 広島市立大学准教授 曾根幹子さん

今回のゲストは1976年のモントリオールオリンピックに出場された曾根幹子さん

現在は広島市立大学 国際学部 准教授として大学で講義を行なうと共に地域のスポーツ活動に参加されています。

 

アスリートとして、とにかく強くなること、記録を伸ばすこと、勝つことだけを考えていた現役時代。様々な経験をした中で今思い出すのは日本記録を出した事、オリンピックへ出場した事といった輝かしい記憶ではなくどん底に落ちてしまった時と言われます。思うようにいかなかった苦しい時期を経験したことが今の生きる力になっているのだそうです。

 

「当時支えてくれた人たちへ今度は自分が恩返しをする番」と学生達へスポーツを通じて様々なことを伝え、また大学のスポーツ施設を拠点に、社会人や子ども達と触れ合い大学発のスポーツ振興を地域に向けて発信していきたいと考えられています。

国は2010年、週に1回スポーツをする人を2人にひとり(50%)を目指しているものの、広島市はまだ達しておらず、これからもっと増やしていかなければならないのが現状です。特に若い女性のスポーツ実施率を上げていく必要があるようです。

心も体も元気でいるために積極的にスポーツを楽しみたいですね。

自分があるスポーツを体験すると、そのスポーツに興味を持つ可能性が非常に高いそうです。

 

「体を動かせば心も動く」と曾根さん。

スポーツをはじめるろ、凝り固まった体だけではなく心もほぐされていくのかもしれませんね。