4月9日 劇団テアトル広島 池田 美佐子さん

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昨年45周年を迎えた劇団「テアトル広島」。
1965年に中国放送のドラマグループとして発足し、その後独立。
時代は移り変わっても、芝居を愛してやまない人たちが、今も作品を通じて様々な人間模様を繰り広げています。池田さんは現在も演者として舞台に立たれながら、劇団の維持・継続活動、演劇文化活動に取り組まれています。
ご自身「芝居に惚れて50年」といわれるほどの演劇好き。初めて触れた作品「ああ無情」に感動しそれから芝居の虜になりました。
これまでたくさんの作品に出演された池田美佐子さん
「お客さんには感動を与えるのではなく、誰の心にもある小さな種を舞台を通じて掘り起こしてあげること。人間とは何か・・・何が人間にとって大切なのかを考える時間を共有すること」と言われます。けっして独りよがりではない謙虚さが感じられました。
また普段の生活にではどんなに大変なことがあってもいつも笑顔を取り組まれ、周囲を和ませるムードメーカー。すっかり日常も演劇的かも・・・さすがこの道50年のベテランです。
朝は「おはよう!」の言葉で目覚め、ご主人や写真の中のご家族への声を掛けではじまります。一日の最初の言葉を元気よく発声することで気持ちもパッと晴れやかになるそうです。これまで演じたたくさんの役(人物)の言葉(セリフ)から多くの人生を体験し、言葉の大切さを知ることが出来たそうです。
「ひとこと」の持つ力を誰よりも理解されています。
今回のお話では同じ「言葉」を使う仕事をしている私としても共感するところは多く、大好きなことが長く続けることがどんなに幸せなことであるかを今回のお話では感じることが出来ました。
ユーモアあふれる池田さんとのお話はとても楽しいひとときでした!
活動や公演予定など「テアトル広島」の情報を是非HPで検索ください!
http://www.geocities.jp/theatrehiroshima/