長年ヴァイオリン奏者として活動されていた白井朝香さん。
エリザベト音楽大学をご卒業後、1988年から1994年まで新広島フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務められ、2009年にはパリのマドレーヌ寺院で行なわれた「Requiem in Paris」にコンサートミストレスとして参加されるなどその経歴はとても華やかです。
パリでのコンサートは、「言葉は通じなくとも気持ちは音楽で充分伝わること」を体感。これまでの音楽への思いを再認識されました。
今ではヴァイオリン奏者また、希少なフランスシターの奏者として中四国で演奏活動を行なわれています。
「フランスシター」とはフランスの伝統弦楽器で、賛美歌の伴奏などに使われています。その音色はハープとオルゴールを混ぜ合わせたようなどこか懐かしさも感じられます。聴いているだけで心がしずまることから、「平和を祈る広島の街にふさわしい楽器。音楽は祈りであり、世界へ、そして心の奥深くに通じる光です」と白井さん。
生活の中に身近に音楽を取り入れることにより、心がホッと癒されたり、優しい気持ちがわいてきたり・・・言葉では言い尽くせない大きなエナルギーを感じることが出来ます。
白井さんは、もっと身近にクラシックを感じてもらいたいと、広島市佐伯区藤垂園の自宅に小さな音楽ホール「光の響サロン」をオープンされました。
家でくつろぐような雰囲気の中、自然の響きを楽しむことの出来るこだわりのサロンです。
地域の人たちに憩いの場所、癒しの場所として、ここから美しい音色を広島いっぱいに響き渡らせてほしいものです。
また、7月4日(日)午後2時半からは白井さん演奏によるシターのコンサートが開かれます。
興味のある方は是非!!
光の響コンサート vol 3 20100704フランスシター.pdf
6月18日 ヴァイオリン・シター奏者 白井朝香さん
2010年6月18日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ