2月11日 ほの明り読書会 高本操子さん

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皆さん読書していますか?
私はどちらかというと活字は苦手ですが、時々興味をそそられたタイトルのものや、話題の本を見つけると思いだしたかのように読むくらいです。
ゲストの高本操子さんは、20年以上にわたり「ほの明かり読書会」に所属され仲間の皆さんと様々なジャンルの本を読み続けてこられています。
日本の近・現代文学から西洋文学など、メンバー各自が1ヶ月かけて読み、月に1回の定例会ではお互いに感想を述べあい疑問点などを語り合います。
映画を観て感想を言い合うことはありますが、本の感想を語ることは私の生活の中にはあまりない事なので、とても新鮮に思えました。
同じ本を読んでも、解釈の仕方が異なったり、作者があいまいにしている表現場所における想像シーンが違ったり・・・と世間話をする以上にその人の個性が感じられるといわれます。
また自分の好みだけではなく、人に課題として与えられる本を読むことにより世界が広がり、本の読み方、読書の楽しさを知ることにも繋がります。
会の特長のひとつには、読むだけではなく「書き残すことも必要」という会の初代講師の教えに基づき5年ごとに文集を発行されています。
読んだ本の感想をメンバーが書き綴るもので、時間を要するかなり大変な作業のようですが出来上がった文集を見るとやはり達成感が感じられます。
昨年は文集7号が発行され、8号は2015年の予定です。
「活字離れが言われているものの継続は力なり、一日のちょっとした時間を読書タイムにあてて、毎日数ページでも読めば月に1冊は読めるもの。親子で1冊の本を読んで感想を話しあう時間を持つのもステキですよ。」と高本さん。
今後はメンバーが増えてくれることに期待されています。
「ほの明かり読書会」第4火曜日13:00~呉市立図書館 中央図書館にて