呉市にお住まいの方なら、もしかすると一度はご覧になったことがあるかもしれません。フリーペーパー「甘茶手帖」。
このネーミング、温かみがあって素敵だと思いませんか?
今回のゲスト、ライターであり編集者の黒星恵美子さんは長年東京の大手出版会社で編集者として数々の雑誌・書籍の編集に携われてこられた正真正銘のバリバリのキャリアウーマンです。でも・・・お目にかかると優しい笑顔とのんびりとした雰囲気が癒し系?と私自身は感じました。
黒星さんは、幼い頃から「本作り」に興味を持たれ、文集や文芸集が大好きだったそうです。20年間地元を離れ東京で仕事をされた後、地元呉市へ戻られました。マイペースで仕事を続けられる傍ら、自分発信のフリーペーパーを1年に4回出版されています。
「甘茶手帖」の内容は様々で、自分が参加したいイベントや知りたいこと、呉市のお店のことなど自身の足でネタを集められ、写真や文章、イラストはご姉妹が担当されています。A5サイズで10ページも満たない、かわいらしい冊子ですが内容は盛りだくさんできめ細かい取材の様子が感じられるものです。
第一線で仕事をされてきた方が、自分の生まれ育った場所で好きな仕事をすることは、心の余裕、視野の広さ、仕事に対する気持ちのおだやかさがあるような気がします。そこで表現されているものはじんわりと私たちの心に伝わってきます。「甘茶手帖」を手にとって人達が、街のもつ本来の人情や温かみを感じられるようなフリーパーパーであり続けてほしいものです。
春には次回号が出版予定です。
広の呉広市民センター4階「呉協働センター」、呉市すこやか子育てセンターに置かれています。是非ご覧ください!
2月18日 「甘茶手帳」主幹 黒星恵美子さん
2011年2月18日 10:28 AM
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