タンスに着物眠っていませんか?
先祖代々受け継がれてきた着物、両親からのプレゼントされた振袖など今ではなかなか着る機会はなくなったけれど、思い出がたくさん詰まった大切なもの。
そんな着物を甦らせてくれるのが、着物リメイクのお店、いやしの館「和(なごみ)」です。
オーナーの川野登美子さんは5年前、99歳で永眠されたお母様が残してくださった沢山の着物をタンスの中に眠らせてしまっていては勿体ない。なんとかもう一度陽の目を・・・との思いから洋服に仕立て直すことを思いつかれました。
最初はなかなか思うような仕上がりにならず試行錯誤されたたようですが、博多のリメイクデザイナー鈴木先生との出会いによってその夢はみごと花開きました。
リメイクとはいえ、古い生地の物には汚れがあったり、生地自体が痛んでいたり第一段階は生地を整えていくことから始まります。その後、洗いに対応できる生地に加工、そして着物を活かすことを考えながらデザインに入ります。
デザインについてはプロのアドバイスをもとに何度も納得いくまで相談に乗ってくださいます。
これまでに、お母様の振袖を結婚される娘さんのドレスにリメイクしたり、一つ身の着物を成人されたお嬢様に思い出としてワンピースドレスにされたり、まさに想像以上のものに生まれ変わり手に取った瞬間、皆さんとても喜ばれたそうです。
「着物リメイクによって物を大切にする心を持ってほしい」「歳を重ねられてからのオシャレを存分に楽しんでほしい」と川野さん。
リメイクされた洋服をきっかけに、ちょっとした会話や行動範囲が広がりいつまでも女性としての輝きを持ち続けていただきたいですね。
リメイクされた商品は世界でただひとつしかない「オリジナル」です。
久しぶりにご自宅のタンスを開けてみてはいかがでしょうか?
HPアドレス→http://www.kawano-rentaldress.com
毎月第4金曜日・土曜日 きものリメイクデザイナー相談あり
問い合わせ先082-241-0054
6月10日 着物リメイク 川野登美子さん
2011年6月10日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ