今回のゲスト佐々木洋子さんは、「県北に子どものために舞台芸術を鑑賞することのできる文化的環境をつくりたい」として、29年前に会費制の「三次おやこ劇場」を発足されました。10年前にはNPOとして法人化され、今では4歳の子どもから大人まで総勢150人以上の会員数です。
人形劇・舞台劇など生の舞台を、子どもとおとなが一緒になって感動体験することで子ども達を心豊かに育てていきます。
毎回プロを迎えるため、資金繰りも常に大変な状態で運営は厳しいそうですが、実際に舞台の前で子ども達の歓声や笑い声を聞いていると、それらの苦労を吹き飛ばされます。これまで幾度となく「閉じた方がいいのでは・・・」といった状況にも陥りましたが「なくては困る・・・自分達にできることがあれば」と集まるお母さんたちに救われ、今ではその思いが様々な活動へとつながっています。
子育て支援サークル「KADOYA」、子どもの居場所「ピッピ」、不登校・登校拒否を考える親の会「ひまわり」など三次には子育て中のお母さん達に心強いグループがたくさんあります。
また、佐々木さんも子ども達が「どうやったら心すこやかに育つのか」と各地を訪ね、地域の子育て支援活動を体験し、新しいアイデアを取り入れられています。
「あんなこといいな♪できたらいいな♪~とまさにドラえもんの歌のように夢の実現に向けてみんなで歩いていくことは本当に楽しい」とおっしゃっていました。
子どもに夢を持たせるにはまずは親。まわりのおとな達が夢を追いかける姿を見せていかなければいけませんよね。
佐々木さんをはじめ、「三次おやこ劇場」のおとな達はまだまだたくさんの夢を描いているようで・・・どんな事が行なわれるのか今後もとても楽しみです!
9月16日(金)19:30より みよしまちづくりセンターペペラホールにて
民族芸能アンサンブル若駒による「ずっこけ狂言ばなし どろぴかぽん」開催。
入会等 お問い合わせはNPO法人「三次おやこ劇場」事務局
TEL 0824-63-1745まで
9月2日 三次おやこ劇場/KADOYA代表 佐々木洋子さん
2011年9月2日 10:28 AM
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