12月16日 応急手当普及活動 中村徳子さん

111216中村徳子さん.JPG妊娠中、産後の腰痛 恥骨痛、尿漏れセルフケア
身近な人が急に倒れたり、事故にあったりしたとき皆さんはどのような対応するでしょうか?
ゲストの中村徳子さんは、応急手当の重要性を多くの人に広げる活動を行なわれています。特に乳幼児事故の予防と応急手当には力を入れ、お母さん達へ蘇生法の普及に向けての救急活動を積極的に行なわれています。
理事を務めるNPO法人「乳幼児の救急法を学ぶ会」では、かけがえのない子ども達の命を守るために予防できること、万一の時に救急車が到着するまでの間にしなければならない事を、子育て中の母親や保育士が集まり学んでいます。今回番組でもいざという時の為の準備や対応の仕方について、いくつかご紹介頂きました。
119番通報時は、慌てているため普段簡単に言える自宅の住所や電話番号がうまく言えないこともあります。その場合普段からわかりやすい場所に「住所・名前・電話番号・目標物・かかりつけの病院」などを書いた紙も貼っておくということも役立つようです。
また知らない方も多いようですが、119番通報時に対応方法がわからない場合、指令課の方が「口頭指導」を行なってくれ救急車が到着するまでの支持を出してくれます。119番通報後には、状況確認や再度消防から電話がかかってくることもあるため、家族や知人にあちこち連絡して「電話がつながらない」ということのないよう電話をあけておくことも必要です。
日常生活においても、子育て中のお母さん達は常に子ども目線で家の中にある危険な状況を取り除く事が予防につながります。お風呂の水を溜めたままにしないこと、トイレットペーパーの芯に入る大きさの物は子どもの口にも入りやすいのでなるべく出したままにしないなど「まさか・・・」ということが起こりうる事を肝に銘じておかなければなりません。
そして一度は受けたことがある救急講習会なども定期的に復習する必要があります。最近ではDVDと簡易人形で学べる安値な学習教材「ミニアン」などもあり自宅で一人でも効果的な練習が出来ます。
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大切な人の命を守るために、時にはその意識を高める時間を持ってはいかがでしょうか?
NPO法人乳幼児の救急法を学ぶ会
http://www.geocities.jp/kids_first_aid/
学習キッドについてのお問い合わせ
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