皆さんは乳がん検診、がん検診を定期的に行なわれていますか?
その必要性が叫ばれる中でも、検診率は伸び悩んでいるそうです。
ゲストの中川けいさんは、2000年にご自身が乳がんを経験されたことから正確な情報の必要性を実感され、同じ体験をした患者仲間や先生方と一緒に患者会を立ち上げられました。患者会の活動を通じて、患者さんやその家族をサポートすることの重要性を感じ活動を続けられています。
現在「NPO法人 乳がん患者友の会 きらら」理事長、「NPO法人 広島がんサポート」副理事長を務められ、検診率アップやがん患者さん、ご家族の心強いサポーターとして寄り添い心配事や不安を受け止められています。
検診率をアップする為にこれまでにも様々な啓発活動を行なわれていますが、中でも今回の中川さんのお話の中でとてもステキな活動があることを知りました。それは「メッセージカード」の配布です。これはピンクリボンの活動ということでピンク色を基調としたやさしいタッチのイラストが描かれたポストカードを大切な人に贈るというもの。
家族、友人などへ乳がんのことや乳がん検診の大切さを理解してもらう為、検診を呼びかけるメッセージを添えて贈ってもらうことを主旨に作られました。
「もし子ども達から母親へそんなメッセージが贈られたなら・・・」大事な子ども達の為に万が一の事があってはなりません。母親としての存在の大きさを実感しご自身の健康の大切さを強く感じられることでしょう。
ちょっとした言葉が大切な人の命を守るきっかけとなるかもしれません。
乳がんのことをみんなで考えほしい・・・と中川さんの言葉にも力が入ります。
実際学生さん達が積極的に活動を始められ、少しずつこの「メッセージカード」の存在が知られ始めました。
「まさか自分が・・・」誰もが思うことです。その「まさか・・・」になる前に日々の生活の中で自分自身の体に関心を持ち、早期発見を心がけないといけないですね。
NPO乳がん患者友の会きらら→http://g-town.co.jp/kirara/
NPO広島がんサポート→http://www.hiroshima-cs.jp/
がん患者さんとご家族の為のナビダイヤル→082-247-0080
(毎週水・木11時~16時)
4月20日 NPO法人きらら理事長 中川けいさん
2012年4月20日 10:28 AM
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