4月6日 庄原市空手連盟会長 三上彩香さん

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今回のゲストは高校3年生のときに、地元庄原市で開催された1996年の「広島国体」で空手道の選手として優勝をされた経験を持つ三上彩香さんです。
現在でも、庄原市空手道連盟会長という肩書きのもと、庄原市総合体育館の武道場で毎週2回指導を行なっていらっしゃいます。
小学5年生の頃からお父様の影響で始められた空手道。中学に入ると国体強化選手として抜擢、一日の練習時間が12時間を越えることもあり、想定外の辛さに何度も止めてしまいたいと思うほどだったそうです。
ハードな練習を続ける中、高校時代に入り、成績は思うように伸びず何度も悔しい思いをされました。しかし、関係者や地元の皆さんの叱咤激励により高校2年生の春に奮起、その後見事に国体で頂点を極められました。
地元開催の国体に向けて多くの人の努力を目の当たりにするにつれ、代表選手としての責任感が三上さんの持つ力を引き出すことになりました。
練習中は辛いことや、悔しい気持ちばかりで楽しかった思い出は少なかったそうですが、成し遂げたときの達成感は言葉では言い表せないほど素晴らしいものでした。また、ひとつの事を最後まで諦めることなく続けたことで自信にも繋がったそうです。
同じ気持ちを味わってもらいたい・・・と、子ども達への指導にも力が入ります。
三上さんの思う教育とは、何かひとつ「誰にも負けない!」というものを身につけること。勉強でもスポーツでも資格でも何でもよし!もちろん空手道も!
トップを極めた選手として、また私生活では母として様々な経験を積まれる中でこれからも指導者としての深みが増していくのでしょうね。
和道流空手道連盟庄原支部 空手道指導
火曜日・木曜日18:30~20:45 庄原市総合体育館にて