今回は心理カウンセラーの塚田和子さんをお招きしての番組となりました。
印象は、なんとも言えない安心感のある女性で、やさしさと強さを合わせ持った方でした。
それもそのはず、現在「心理カウンセラー」として幅広く活躍中ですが、以前はテレビ局で報道記者を勤められ、その後営業を学びたいと雑誌編集社へ就職。ハードな仕事の中、興味のあったカウンセリング心理学の専門分野を学ばれ、同時に職場で公私にわたり悩みの尽きない若い人達とふれあう中で学ばれた事を実践されてきました。
時に、知識だけを詰め込み「こうであるもの」と枠にはめられてしまいそうですが、塚田さんから伺える柔軟性はその人柄と多くの経験によるものだと思います。
職場・家庭・人生上のイベントにおいて様々な壁にぶつかることがあります。
私自身もいつも「プラス思考、ポジティブに」とは思っているものの、現実はなかなかうまく自身をコントロール出来ないものです。
塚田さんは、プラス思考推奨の自己啓発は日本人には合わない。危ない麻薬と同じで冷めたときのギャップに苦しむだけで、不安や不満の真の気持ちをじっくり見定めて、その人らしい「気づき」から歩みはじめるのが日本人らしい「自然」の歩調とリズムだと思ってほしい・・・と考えられます。
確かに解決法は人それぞれ、すべての方法が皆に当てはまる訳ではないですよね。そのことを聞いてちょっとホッしました。
塚田さんは一対一の面談形式でカウンセリングされているカウンセリングルーム「Pole Pole」。ポレポレとは、アフリカ スワヒリ語で「ぼちぼちね~」とか「まあまあね~」という意味だそうです。
力を抜いて「”タフないいかげん(イイ加減)さ”で生きましょう」とも。
なんだかインタビュー中にしっかりカウンセリングを受け、心が軽くなった自分を感じました。
カウンセリング希望の方
カウンセリングルーム「Pole Pole」
http://www.counseling-polepole.com/
6月15日 心理カウンセラー 塚田和子さん
2012年6月15日 10:28 AM
- ゲストウィメンズ